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感染症

感染症では妊娠時期にかかると心配な感染症を症状とどのように危険かについて紹介しています。

感染症

■感染症■
妊娠中は普段に比べると抵抗力が下がっているため感染症には特に注意しましょう
 
=風疹=
ウイルスによる感染によって起こり、潜伏期間は2〜3週間。
発熱、リンパ腺の腫れ、関節炎、発疹などの症状が出ます。
 
はっきりした症状がでない場合もあるので注意しましょう(三日ばしかとも呼ばれる)
 
胎児に障害を発生する率が問題となるのは妊娠3〜20週までの間で、この時期に感染すると胎児にもウイルスが感染し白内障や難聴、心臓奇形などの
先天性風疹症候群という障害をもった子が生まれてくることがあります。
 
妊娠周期は早い時期に感染したほうが発生率が高く、妊娠8週ごろで50%の胎児に重度の異常、妊娠16週を過ぎると難聴だけが障害として出てくるということもあります。
 
20週を過ぎてからの感染では胎児に感染しても奇形などの障害が出る心配はないと言われています。
 
予防接種を受けていない人は妊娠前にワクチン接種を受けてください。
接種後2ヶ月は避妊をしてください。
 
=B型肝炎=
ウイルスによる感染で起こり、肝臓癌や肝硬変の原因になると考えられています。
 
ほとんどの病院で妊娠初期に血液検査をして調べるので感染しているかどうかわかります。
 
母子感染の確立が非常に高い病気ですが胎盤を通じての感染ではなく、産道を通るときに感染します。
 
感染する割合は3人に1人ぐらいといわれています。
 
感染しているお母さんから生まれた子供は産後直ぐに検査をして、赤ちゃんが感染しているかどうか調べ感染していない場合ワクチン接種が行われます。
 
感染していた場合は担当の医師と相談して今後の治療方針を決めていきます
 
=C型肝炎=
不明な点が多いウイルスで非A型と非B型としてここ10年ほど前から研究されています。
 
夫婦感染、妊娠・出産による胎児への直接感染の可能性が数%〜10%程度と指摘されています。
 
産道感染についてはまだわかっていません。
 
長期的に見て何らかのきっかけで肝炎、肝硬変、などの病気を引き起こしやすいというのが特徴です。
 
産後子供が感染しているか調べ、その後対処法を決めることになります。
 
=トキソプラズマ症=
犬や猫、鳥などのふんや生肉を介してトキソプラズマという原虫が感染するものです
 
妊娠中に感染するとこの原虫が胎盤から胎児へ入り込み脳障害や水頭症などの異常を引き起こしたり、流・早産を招くことが心配されます。
 
しかし、胎児に影響が出る率は33万分の1と非常に低いのであまり心配ありません
感染がわかったら抗生物質などの投与で出産までに治療します。
 
ほとんど心配ない病気ですがペットを飼っている人はエチケットとして
 
1:糞は直ぐに処理をする
2:口移しでえさを与えない
3:手をよく洗う
 
などを心がけてください。
 
★検査自体は任意なのでペットを飼っている人は心配ならば医療機関に検査を
申し出てください。
 
=インフルエンザ=
インフルエンザウイルスが胎児に影響を与えることはほとんどなく、高熱が数日続いても胎児の発育に障害を起こすことはありません。
 
しかし、あまり高熱が続くと子宮の環境が悪くなるので赤ちゃんは居心地がいいとはいえないでしょう。
 
いきなり38度以上の熱が出た場合はインフルエンザの可能性がありますので病院へ行ってください。
 
また風邪を引いたのならば、引きはじめなら安静にして暖かくし、なるべく寝てください。
 
せきがひどく続く場合や高熱が続く場合などは肺炎になる前に医師の診断を受けてください。
 
インフルエンザや風邪が流行しているときは人ごみを避け、手洗いとうがいをこまめにするようにしてください。
 
=おたふく風邪=
妊娠7週以前にかかった場合流産の心配がありますが、それ以降は特に心配は
ありませんし、母子感染もありません。
 
ただ発病すると発熱や耳下リンパ腺が腫れるなど症状が出るので少々妊婦さんはつらいでしょう。
 
=はしか=
大人になってからかかるはしかは重症になることが多く、特に妊娠中はかなりの重症になることが多いようです。
 
流・早産の危険性がありますので、免疫のない人は注意が必要です。
 
=百日ぜき=
空気中の細菌によって感染します。
 
潜伏期間は約7日、最初の1〜2週間は風邪と同じ症状ですが徐々にせきが増えていき夜間に特にひどくなります
 
細菌感染なので胎児に影響はありませんが、母体に負担がかかるため早めに医師の診断を受けてください
 
しかし、ほとんど流行しない病気なので心配する必要はないです。
 
=水疱瘡=
大半の人は幼いころに感染済みなので再感染しても問題がないでしょう。
 
赤ちゃんに影響はありません。
痛みを抑えるために軟膏を使って治療することがありますが医師とよく相談して
処方してもらってください。
 
=成人T細胞白血病=
ウイルスの感染によって起こる血液の癌の一種です。
こちらの病気に対しては、今のところ有効な治療法がなく、予防ワクチンもありません。
 
感染した場合は担当の医師とよく相談してください
 
=B群溶連菌=
GBAと呼ばれていて膣内の自浄作用が低下し好ましくない菌が繁殖し、そのうちのひとつの菌の事を指します。
 
この菌が繁殖すると早産や前期破水を起こしたり、新生児感染症を併発する恐れがあります。
 
お産を通じて赤ちゃんに感染すると、急性の場合は生後まもなく肺炎や髄膜炎を起こし、適切な処置が遅れると深刻な事態が引き起こされることがあります。
 
しかし、感染したから必ず早産や前期破水をするわけではないので、おなかの張りや出血などがなければ分娩もその後も心配ありません。
 
=カンジダ膣炎=
真菌というカビの一種が原因で起こる病気で、この菌自体は膣内にいつもいる
常在菌です。
妊娠中は抵抗力が落ちているために発生しやすくなります。
 
外陰部が赤く腫れて、かなりの強いかゆみを感じます
また白い豆腐のカスのようなおりものが増えます。
 
セックスでも感染するので注意してください。治療は医師の指示に従ってください。
 
出産までに治っていないと産道で赤ちゃんに感染して口の中がカビで白くなる
鵞口瘡になったり、オムツかぶれがひどくなったりします。
 
外陰部の清潔に保ちましょう。
 
=りんご病=
大人でかかることはまれですが、妊娠中に感染するとウイルスによっておなかの
赤ちゃんの赤血球を破壊することがあります。
 
そうなると赤ちゃんは強度の貧血になり水腫が起こる可能性があり、妊娠初期には流産、妊娠中期以降では危険な状態をまねく恐れがあります。
 
しかし感染した母体の8割は問題なく出産することが可能です。
 
 
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