| TOP>出産と病気が重なったとき |
出産・病気 |
| 出産前に病気になってしまった場合や持病を持っているときは管理された医療のもとで安全なお産に導く必要があります。 ここでは出産と病気が重なったときの対策例を紹介します。 |
出産・病気 |
| ■心臓病■ 心臓病は軽症から重症まで4段階に別れていて軽症の人は普段と変わらない生活をしていても大丈夫です。 しかし重症のひとは細心の注意が必要です。 妊娠が心臓に与える影響と心臓が妊娠・出産に与える影響の両面から見るために専門的な検査をします 産婦人科医と専門医の管理下で出産に挑みましょう 心臓病のある人は加齢と共に妊娠への危険が高まります 産後も母体がもとに戻るまでに時間がかかります。 出産方法も心臓の負担を考えると経膣分娩で行いますが、負担を軽くするために吸引やかんし分娩になることが多いようです。 ■糖尿病■ 糖尿病があると羊水過多や早産を招くことがあり胎児死亡や産後赤ちゃんが 低血糖や呼吸障害を起こすことがあります。 また軽症の場合は巨大児が多く分娩が大変な上に体の割りに機能が未熟と言うことが少なくありません 重症の場合は未熟児で生まれる場合が多くなります 妊娠後に糖尿になる妊娠糖尿病は、分娩後すぐに戻りますが、10年、20年後に再発する可能性があります。 また太りすぎの人や家族に糖尿尿のいる人などは注意が必要です。 食事療法などで血糖値を正常に保っていれば 妊娠・出産は可能です。 ■腎臓病■ 腎臓は体内の老廃物を排出するほか、血圧の調整や造血の作用などに関与しています。 腎臓がきちんと働かないと胎盤に十分な栄養と酸素が供給されなくなり、胎児の 発育遅延や流・早産・胎児死亡が心配されます。 妊娠初期から妊娠中毒症の症状が出るため、後期に妊娠中毒症を併発しやすくなります。 慢性肝炎のひとでも重症度や状態によって妊娠・出産は可能ですが、かならず 医師の指導を受けてください。 減塩、高タンパク質、低カロリーの食事と安静を守ってください。 ■甲状腺の異常■ 甲状腺から分泌されるホルモンは酸素消費量を増加させ基礎代謝を高めたり、 タンパク質の合成・分解の促進など体の成長や発育、体温調整に大きな影響を与えます。 甲状腺に異常がある場合は妊娠中毒症になりやすくなります。 治療のために薬を服用している人は妊娠する前に必ず医師と相談してください。 甲状腺治療用の薬は母乳の中に出るので、薬を飲んでいる人は母乳はあげないほうがいいでしょう。 ■高血圧■ 妊娠中は通常でも血圧が高めになります。 妊娠中毒症になりやすく胎盤の動きが低下して早産や未熟児出産、死産の 危険性がありますが腎臓に問題がなければ比較的安定して妊娠を継続することができます 塩分控えめ、低カロリー高タンパクの食事を心がけ安静にして疲れないようにしてください。 妊娠・出産は不可能ではありませんが医師と相談して妊娠の時期を決めてください 家庭でも定期的な血圧測定をし体調管理をしましょう。 ■低血圧■ 疲れやすい、めまい、頭痛、動悸、不眠、寝起きが悪いなどの自覚症状があり日常生活に支障を生じる事があります。 病気でない場合は、生活習慣の改善で症状は軽くなります。 妊娠によって血液が薄くなるため貧血気味になり頭がボーっとすることがありますがタンパク質や鉄分をしっかり取り規則正しい生活を送り、寝るときに足を高くするなどして血液の循環をよくしてください。 ■アレルギー体質■ アレルギー体質は体を防御するシステムが過剰反応を起こしてしまうことを言います アレルギー体質が子供に遺伝することを心配する人がいますが、遺伝する確立は高くても100%遺伝するということはありません。 アレルギー原因を生活の中で排除することを心がけてください。 ■喘息■ 喘息の薬がは胎児への影響はありません。 喘息を持ったまま妊娠すると症状が軽くなる人と重くなる人といるようです。 風邪を引かないように気をつけて、リラックッスして妊娠時期を過ごしてください ■子宮筋腫■ 子宮筋腫は不妊の原因のひとつといわれていますが妊娠後に見つかった場合は 問題ありません。 子宮が大きくなるにつれて筋腫も大きくなりますがそれ自体が問題を起こすことはありません。 しかし何もない人よりも多少おなかが張りやすかったり切迫流・早産をしやすい場合があります。 場所にも寄りますが、妊娠中は筋腫摘出手術は行いませんがお産のときに 帝王切開になる場合もあります しかしほとんどの場合経膣分娩が可能です。 ■子宮奇形■ 楕円形をした子宮が変形しているものを子宮奇形といいます。 重複子宮:独立した子宮が二つあり子宮口も膣も2つ 双角双頸子宮:1つの子宮の中に2つの内膣があり子宮口は二つあるが膣はひとつ 双角単頸子宮:子宮がハート形で子宮内膣がくびれている 完全中隔子宮:子宮の形は正常だが内膣に壁ができている 不全中隔子宮:子宮の形が正常で内膣に壁があるが、その壁が不完全なもの 膣中隔:子宮は正常でも膣が2つに分かれている 子宮奇形があると不妊になりやすく、流・早産を起こしやすいといわれています。 しかし、流・早産やそのほかのトラブルを含めての判断は子宮の変形の度合いや 子宮自体の発育も関係しますので医師の指導を仰いでください。 ■子宮後屈■ 子宮は通常骨盤のほぼ中央にあり、ややおなかよりに傾いていますがそれが背中側に傾いていることを言います 子宮後屈であっても妊娠・出産に影響はありません 妊娠初期の内診時に少し痛みを感じたり、人よりおなかが目立ちにくいなどの特徴があります。 基本的に問題はありませんが、子宮の周辺に卵管炎や卵巣炎、骨盤腹膜炎などがあったり子宮内膜症があると癒着性の子宮後屈が起こりやすくなり妊娠の 可能性が難しくなります。 ■卵巣嚢腫■ 一般的に卵巣嚢腫は良性で悪性は癌です。 妊娠12週以降小さくなっていきますがそうでない場合は5センチ以上になると手術をすることが多くなってきます。 手術自体は妊娠15〜19週位に行います。手術そのものは流・早産の危険を伴うこともありませんし、赤ちゃんの発育に悪影響を与えることもありません。 個人によって状況が違いますので詳しいことは医師に聞いてください。 ■膀胱炎■ 大腸菌などの菌が尿道から膀胱に達し炎症を起こす病気で、妊娠中は子宮が 膀胱を圧迫するのでかかりやすくなります。 頻尿になる、残尿感がある排水痛がある、おなかに圧迫感を感じるなどの症状が上げられます。 膀胱炎が直接妊娠に影響を与えることはありませんが腎盂腎炎に移行すると高熱が出るので治療をきちんとすることが大切です。 胎児に影響のない薬を服用することで1〜2週間ほどでよくなりますが、自己判断で途中で薬をやめると慢性化や再発しますので医師の指示に従ってください。 日常生活で尿意を我慢しない、セックス後排尿を心がけるなど清潔を保ってください。 ■腎盂腎炎■ 肝臓の腎盂などに細菌が入り炎症を起こす病気で、膀胱炎を放置しているとなりやすくなります。 急性の場合は突然激しい寒気や震えを感じ腰や背中が痛み38度以上の高熱が出ます。 尿は濁っていて慢性化すると頭痛や倦怠感、むくみなどの症状が出てきます。 胎児に直接の影響はありませんが、早産が心配されます 治療は高熱による衰弱もあるために入院しての治療になります。 早期に発見して治療すれば特に妊娠に影響はありません。予防法は膀胱炎と同じです。 ■椎間板ヘルニア■ おなかが大きくなると背中に反り返ったような姿勢になるために腰に負担がかかり、そのためになる妊婦さんもいます。 妊娠前からなっている人は、妊娠によって悪化することもあります。 ひどい場合は整形外科で受診してください。 ヘルニアの根本的な治療として手術で飛び出た骨を取り除くか、ブロック注射をして痛みを和らげるか、牽引するかしか治療方法がありません。 妊娠中は治療できる範囲が限られているため長時間のたち仕事を避け楽な姿勢で横になるしかありません また硬い布団で横になることを心がけてください。 ■てんかん■ てんかんを持っている人の飲んでいる抗てんかん剤が胎児に悪影響を与える場合があります。 この病気を持っている人は妊娠を医師と相談して計画的に進めてください。 分娩も専門医と産科医の管理下であれば特に問題はありません。 過労、ストレスなどがてんかんを誘発することがありますので十分にリラックスして すごしてください。 てんかんは特定の遺伝子による遺伝病ではないとされているので、母子遺伝は 1〜2%ほどです。 ■虫垂炎■ 腹膜炎の併発や流・早産の原因になることがあります。 妊娠中であっても必要な場合は手術を行います。 手術は妊娠中であっても特に問題はありません。 >>ページTOP |
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